延長コードが絡まり見た目も悪い。大田原市の戸建てで、創進建設が河村電器産業「EVコンポ Mode3」のポール設置で見た目と使い勝手を両立した事例。費用・工期(4日)を解説します。
延長コードが絡まり、充電のたびに玄関まわりが散らかっていた
大田原市の戸建てでEVを導入されたご夫婦から、自宅充電設備のご相談をいただきました。これまで屋外コンセントに車載ケーブルを接続して充電していましたが、ケーブルが地面に絡まり、雨の日は泥汚れ、玄関動線にコードが横切る危険もあり、「見た目も使い勝手も我慢していた」状態だったそうです。
「充電はしたいが、無機質な箱やむき出し配線で外構を損ねたくない。ケーブルもすっきり収めたい」——機能とデザインの両立が条件でした。
伺った内容は、次のような点です。
- 外構に馴染むスリムなスタンドになるか
- 充電口の位置や将来の車種変更にも届くか
- 分電盤の容量・配線距離と、費用・工期はどれくらいか
EVスタンドは「付ければ終わり」ではなく、駐車位置・配線隠し・ケーブル収納まで含めて外構の一部として計画するテーマです。今回の大田原市での施工事例をもとに、採用商品と進め方を整理します。
当社からの提案は、河村電器産業「EVコンポ Mode3」(ポール自立)
当社からの提案は、河村電器産業の普通充電器「EVコンポ Mode3」(6kW/ケーブル長約7.5m)を、専用の自立ポール(コンクリート埋設タイプ)に取り付けて設置するプランです。本体は高さ約693mm×幅約140mm×奥行約135mmのスリムな鋼板筐体で、カーポート柱脇や駐車スペース脇にも収まりやすく、エクステリアに溶け込みやすい意匠です。
出力は単相200V・30A相当の6kW。車載ケーブル+屋外コンセント(おおむね3kW)に比べ充電時間を短縮しやすく、ケーブルは本体上部からの出線で地面に擦りにくい設計です。コネクタホルダで巻き取り・保管できるため、「絡まったコードの山」が外構に露出しません。防水はIP44準拠、JARI認証取得品です。
設置位置は、現行EVの充電口(前方寄り)から約3〜4mで届く駐車脇とし、玄関〜勝手口の歩行動線にケーブルが横切らないルートに固定。電源は既存分電盤からEV専用回路(漏電ブレーカ30Aクラス)を新設し、地中埋設で建物外壁まで目立たない配管としました。契約アンペアは現地計測のうえ、必要に応じて増設を案内。金額は出力・ケーブル長・埋設距離で変わります。今回は6kWポール設置を軸に、工期は4日の見込みで見積もりました。
現地調査で、延長コード運用・壁付けのみ・コンセント収納だけにしなかった理由
判断は現地調査です。駐車位置と充電口の向き、分電盤までの距離、土間下の配管、契約容量、玄関動線、将来の車種変更を確認します。
日東工業「Pit-1G」のようなコンセント収納キャビネットはコストを抑えられますが、車載ケーブル+おおむね3kW充電のままで、今回のご要望である「充電時間の短縮」と「スタンドとしての見た目」には届きにくい現場でした。また壁面だけの設置だと、駐車位置から遠くケーブルが長く地面を這い、見た目と安全の両方で不利です。パナソニック「ELSEEV hekia S」も有力候補でしたが、今回はスリムな鋼板筐体と上部出線のケーブル収納が外構写真に合いやすい河村「EVコンポ Mode3」を採用しています。
今回見送った進め方
延長コード・車載ケーブルの屋外コンセント運用継続
- ケーブルが絡まり、動線上の転倒リスクと外観の雑然さが残る
- 充電出力・収納性ともに本設Mode3に劣る
コンセント収納キャビネットのみ(Mode2寄りの運用)
- 見た目は改善できても、6kW級の充電スピードは得にくい
- スタンドとしての外構デザイン効果が弱い
EVコンポ Mode3で見た目と使い勝手を両立する施工ポイント
今回、特に気をつけたのは次の点です。
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1
充電口から約3〜4mで届く位置にポールを立てる
現行車の前方充電口に合わせ、ドア開閉や歩行を妨げない駐車脇に配置。ケーブル約7.5mで余裕を持たせています。
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2
電源ケーブルは地中埋設し、外壁の露出配線をなくす
分電盤から埋設管でポール足元まで配線。外構の正面から配線が見えないルートにしました。
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3
6kW専用回路(漏電ブレーカ30Aクラス)を新設する
既存コンセント回路の共用はせず、電圧降下とブレーカ落ちを防ぐ専用回路としています。
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4
上部出線+ホルダで、ケーブルを地面に落とさない
使わないときは本体に巻き取り収納。泥汚れと玄関動線への横断を防ぎます。
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5
ポール基礎から通電試験までを4日で管理
掘削・埋設、ポール建込み、本体取付、結線・試充電までを4日の工程でまとめました。
EVスタンド設置の費用と工期の目安(今回の場合)
EVスタンドの費用は、充電器の出力、ケーブル長、ポール仕様、分電盤からの埋設距離、契約アンペア変更の有無で変わります。今回のように河村「EVコンポ Mode3」6kWをポール自立・地中配線で設置する場合、工期は4日です。補助金(国・自治体)は時期と要件により利用できる場合があるため、申請可否も見積もり時に確認します。
| 河村電器「EVコンポ Mode3」本体(6kW・ケーブル付) | 22〜35万円前後 |
|---|---|
| 自立ポール・コンクリート基礎 | 6〜12万円前後 |
| 専用回路・地中埋設配線・結線工事 | 14〜25万円前後 |
| 試充電・養生・諸経費 | 3〜8万円前後 |
安価な延長コード運用は初期費用を抑えられますが、安全・外観・充電速度の面で満足度が下がりやすいです。本設のMode3ポール設置の方が、長く外構と暮らしに馴染みます。
今回の工事の流れ(4日)
今回は、電気工事と外構基礎を組み合わせた4日間の工程で進めました。
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ご相談
ケーブルが絡まる、外観を損ねずに自宅充電したいとのお問い合わせでした。
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現地調査
大田原市のご自宅で、駐車位置・充電口、分電盤容量、埋設ルートを確認。河村「EVコンポ Mode3」6kWのポール設置が最適と判断しています。
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プランとお見積り
機器仕様、配線図、補助金の有無、工期4日の工程表と金額を提示しました。
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着工準備
停電が必要な時間帯、車両の退避、近隣への配慮を共有しました。
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施工(4日間)
【1日目】掘削、地中配管・電源ケーブル敷設。
【2日目】ポール基礎コンクリート、分電盤への専用ブレーカ取付。
【3日目】ポール建込み、EVコンポ本体取付・結線。
【4日目】通電・試充電、ケーブル収納の使い方説明、整地・清掃。 -
お引き渡し
充電開始・終了の操作、鍵・ホルダの扱い、異常時の連絡先を確認してお引き渡ししました。
完成後の暮らしと、EVスタンドをご検討中の方へ
完成後は、「コードの山がなくなり、外構写真に充電器が自然に写るようになった」「帰宅後にコネクタを差すだけの充電になった」と喜んでいただきました。ケーブルが玄関を横切らなくなり、夜間の歩行も安心になったそうです。6kW充電で、以前より短い時間で必要な電力量を確保しやすくなったとのことです。
「EV充電はコンセントで足りる」「スタンドは無機質で外構に合わない」と感じる方も少なくありません。河村電器産業「EVコンポ Mode3」のようにスリムな筐体をポールに載せ、配線を地中に隠せば、見た目と使い勝手は両立できます。
大田原市でEVスタンドや自宅充電のご検討中の方は、まず駐車位置と分電盤の距離を確認してみてください。創進建設では、現地調査で機器選定と工期4日前後の工程をご提案できます。お気軽にご相談ください。