【スタートアップ企業向け】コンパクトながら機能的なオフィスレイアウト提案

狭いテナントを、少人数のオフィスに整えたいとのご相談でした。創進建設が現地調査で面積と配線を確認し、固定壁の個室化や机の詰め込みではなく、可動間仕切りと壁面収納で整えた施工事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。

施工内容
オフィス・店舗リフォーム
施工エリア
栃木県足利市
施工場所
オフィス・店舗内装
工期
7日

狭いテナント。机を並べても働きにくい

狭さを逆手に取った機能的なオフィス設計

足利市のテナントで創業した少人数の会社から、「今の部屋をオフィスとして使いやすくしたい」とご相談をいただきました。広さは約20㎡で、机を壁際に並べたものの、配線が床を横切り、資料は床置き、Web会議の声が隣の机まで届く状態だったそうです。

ご希望として挙がっていたのは、石膏ボードの壁で会議室を区切る方法です。個室があれば集中できるのでは、という考えでした。ただ、固定壁を入れると通路が細くなり、人数が増えたときに席を足しにくく、今回の7日では収まりにくい現場でした。

ご質問の中心は、商品名より先に次の点です。

  • 固定壁で個室を作らないと、集中できないのか
  • 狭い部屋でも、打ち合わせ場所は取れるのか
  • 費用と工期の目安はどれくらいか

同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。

可動間仕切りと壁面収納で、少人数オフィスをご提案

働きやすさを高める快適な内装と設備環境

当社からの提案は、机を中央の共有テーブルのまわりにコンパクトに置き、集中と打ち合わせは可動間仕切りで切り替える方法です。壁面は可動棚と扉付きの上部収納にし、配線は壁際のモールと机下のケーブルトレーにまとめています。

スタートアップの部屋は、広さより先に、話せる場所と集中できる場所、物の置き場が同時に足りなくなります。固定壁で区切ると今は静かでも、席を増やすときに壁が邪魔になります。内装は白とグレーを基調に、一面だけ木目のアクセントにしています。

費用と工期の目安は、間仕切りの枚数、配線の取り出し位置、天井照明の数を見てからお伝えしています。後から席を足す余地が分かると、金額の幅は狭まります。

現地調査で、固定壁の個室化にしなかった理由

企業の成長を見据えた柔軟なレイアウト戦略

判断の根拠は現地調査です。家具のカタログより先に、有効面積、コンセント位置、天井高、隣室への音、搬入経路を確認します。

面積約20㎡で、固定壁を入れると席が足りなくなる
配線床を横断するコードが多く、足元が引っかかりやすい
成長半年で席を足す可能性があり、可変の区切りが向く

現地では、机4台分のスペースは取れても、固定の会議室を足すと通路が一人分しか残りませんでした。床はOAフロアではなく、既存の仕上げの上に配線モールを回すほうが、7日で終わります。全面OAフロアは見た目はきれいですが、既存床の解体と養生が増え、今回の工期には合いません。

完全個室の集中ブースを置く案もあります。Web会議には効きますが、20㎡では本体だけで一角が埋まり、共有テーブルが消えやすいです。今回は吸音寄りの可動間仕切りで、普段は開け、会議のときだけ閉じる計画にしています。

今回見送った進め方

見送り

石膏ボードの固定壁で個室を作る

  • 通路が細くなり、増席しにくい
  • 解体を含むため、7日では収まりにくい
見送り

机だけ増やして、配線と収納は後回しにする

  • 床のコードと床置きの資料が残る
  • 会議の声が、隣の机まで届きやすい

狭いオフィスを使いやすくする施工ポイント

今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。

  1. 1
    机は詰めすぎず、中央に共有テーブルを置く

    壁際に机を寄せ、中央は短い打ち合わせができるようにしています。間隔を詰めすぎると、椅子が引けず、かえって狭く感じます。

  2. 2
    区切りは可動間仕切りにする

    来客や会議のときだけ閉じ、普段は開けて使います。固定壁より、人数が増えたあとの組み替えがしやすいです。

  3. 3
    収納は壁の上下を使う

    床置きを減らすため、可動棚と上部の扉付き収納にしています。色をそろえると、狭い部屋でも散らかりにくく見えます。

  4. 4
    配線は床を横断させない

    壁際のモールと机下のトレーにまとめ、電源とLANの取り出しを作業位置に合わせています。全面OAフロアは、今回の工期では入れていません。

  5. 5
    壁と照明で、集中しやすい色温度にする

    壁は落ち着いた色を基調に、一面だけ木目です。照明は昼白色を基本に、打ち合わせ側だけ少し暖色を足しています。

狭いオフィスは、机の台数だけで決めると配線と音が残りやすいです。有効面積とコンセント位置を現地で確認してから、区切り方を決めます。

今回の費用と工期の目安

コンパクトなオフィスリフォームは、家具代より間仕切り、配線、壁面収納、内装の比重が大きくなります。金額は面積と、電気工事の量で変わります。最終金額は現地調査後に確定します。

今回のような計画 80〜150万円前後 約20㎡/間仕切り・収納・配線・内装
工期 7日 営業しながらの工事も相談可
電気・空調で変わる +15〜40万円 コンセント増設、照明入替が多い場合
可動間仕切り・吸音パネル20〜45万円前後
壁面収納・配線モール15〜30万円前後
壁紙・照明・雑工事20〜40万円前後
全面OAフロアにする場合別途(工期も延びやすい)

費用を抑えるなら、間仕切りと配線だけ先に進める方法もあります。机の増設だけで済ませると、今回のように床のコードと音の問題は残りやすいです。

今回の工事の流れ

今回は、間仕切りの機種から決めず、面積と配線、搬入を現地で確認してから工事へ進みました。工期は7日です。

  1. ご相談

    狭いテナントで、机を並べても働きにくいとのことでした。固定壁が必要か、可動の区切りで足りるかもこの時点で伺っています。

  2. 現地調査

    有効面積、コンセント、天井高、隣室の音、搬入経路、空調の効きを確認しました。固定壁と全面OAフロアは見送る判断をしています。

  3. プランとお見積り

    机配置、可動間仕切り、壁面収納、配線、壁紙と照明で金額を提示しました。工期が7日であることと、工事中のデスク退避もあわせて説明しています。

  4. 着工準備

    業務を止めにくいよう、作業する面を分け、荷物の仮置き場所を事前に共有しました。

  5. 施工

    配線とコンセント、壁面収納、壁紙、照明、間仕切りの設置の順で、7日かけて進めました。

  6. お引き渡し

    間仕切りの開閉、コンセント、照明、棚の固定を確認してお引き渡ししました。席を足すときの広げ方もご説明しています。

完成後の使い方と、同じお悩みの方へ

床のコードがなくなり、資料が壁面に収まったそうです。会議のときは間仕切りを閉じ、普段は開けて使うことで、20㎡でも集中と共有が切り替えやすくなっています。

「まずは壁で会議室を分けたい」と感じる方もいます。今回は固定壁を見送ることで、増席の余地を残したまま、7日で整える側に寄せています。

コンパクトなオフィスの内装を検討中の方は、まず現地で面積と配線、搬入を確認するのが近道です。創進建設では、区切り方と工期の可否を同じ調査でご提案できます。栃木県内で店舗・オフィスの内装にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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