玄関横に出したゴミ袋の臭いとカラス被害でご相談をいただきました。今回は道具も一緒に入れる大型ストックヤードではなく、通気と洗い場を備えた専用のゴミ収納をご提案。置き場所と費用の目安を施工事例として整理します。
- 施工内容
- 物置・ストックヤード
- 施工エリア
- 栃木県栃木市
- 施工場所
- 玄関前・収納・物置
- 工期
- 1日
玄関横のゴミが臭い。ストックヤードではなく専用収納へ
家族4人で暮らす戸建て住宅から、「外のゴミ置き場をなんとかしたい」とご相談をいただきました。収集日までゴミ袋を勝手口の横に置いており、夏は臭いが玄関まで届くことと、カラスに荒らされることが重なっていました。
置き場所として考えていたのは、壁沿いに設ける大きなストックヤードです。ゴミだけでなく、段ボールや園芸道具もまとめて隠したい、というご希望がありました。
ご質問の中心は、商品選びより先に次の2点です。
- 今の勝手口まわりでも、臭いの出にくいゴミ収納はできるのか
- できるなら、ストックヤードと分けるべきか、費用はどれくらいか
同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期の目安を整理します。
大型ストックヤードではなく、ゴミ専用の外構収納をご提案
当社の提案は、勝手口から出しやすく、収集日に運びやすい位置へ、屋根と扉のついたゴミ専用収納を設ける方法です。
ストックヤードが使えない、という意味ではありません。密閉に近い空間へ生ゴミを入れると、臭いが道具や土に移り、夏場は中にこもりやすくなります。ゴミ置きは通気を残し、床は水で流せる土間にするほうが、毎日の使い勝手はよくなります。
費用と工期の目安は、置き場所を決めてからお伝えしています。基礎と水はけを先に整える計画なら、大型のストックヤードを新設するより現実的な範囲に収まりやすくなります。
現地調査で、ストックヤード兼用を選ばなかった理由
判断の根拠は現地調査です。隠せる箱があるかではなく、風の通り方と、窓・玄関から離せる位置を確認します。
勝手口の横は出し入れしやすい反面、玄関とリビング窓に近く、袋を置くだけだと臭いと視線が両方残る場所でした。一方、建物の側面で門まわりから少し隠れる位置は、風が通りやすく、収集日に道路へ運び出す距離も短く済みます。
ゴミ収納はカタログの「隠せる」だけで決めません。完全に閉じると結露と臭いが残りやすいため、扉でカラスを防ぎつつ、床は勾配をつけて水が抜ける構成を優先しています。
今回見送った置き方
ストックヤードにゴミもまとめる
- 生ゴミの臭いが道具や土に移りやすい
- 密閉に近く、夏場に中がこもりやすい
道路際にネットやポリ容器だけ置く
- カラスや猫に荒らされやすい
- 雨と視線はそのままで、臭いも残りやすい
臭いを抑えて使いやすくする施工のポイント
今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。
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1
置き場所は出し入れと風通しで決める
勝手口から近く、居室の窓の下は避ける位置を採用しました。風が抜けるほど、臭いと湿気が同時に残りにくくなります。
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2
ゴミと道具は分けて置く
園芸道具や段ボールは別の棚へ。ゴミ専用にすることで、臭い移りと、収集日の積み下ろしの混雑を避けています。
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3
臭いは密閉せず、床を洗える形にする
扉で外からは隠し、床は土間コンクリートにして水で流せるようにしました。完成後の消臭剤より、通気と水はけのほうが効きます。
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4
カラス対策は屋根と閉まる扉で行う
袋が見える置き方は採用しません。屋根で雨を防ぎ、扉が閉まる収納にすることで、荒らされにくくしています。
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5
道路からは見えにくくする
門まわり側へ目隠しを足し、玄関正面からは袋が見えない向きにしました。外構全体の印象を下げないことを優先しています。
ゴミ収納の費用と工期の目安
外構のゴミ収納は、箱の本体より基礎と水はけの比重が大きくなります。今回のように専用収納で、土間と目隠しをまとめて整える場合の目安です。最終的な金額は、地盤と排水の確認後に確定します。
| 収納本体 | 既製品ゴミストッカー 約5〜15万円/造作 約10〜25万円 |
|---|---|
| 基礎・土間コンクリート | 広さと勾配で約3〜10万円 |
| 屋根・扉・目隠し | 約5〜15万円 |
| 排水・洗い場 | 約3〜8万円 |
費用を抑えるなら、何でも入る大きなストックヤードを先に置くことより、ゴミだけを分けて置ける場所を選ぶほうが効きます。
今回の工事の流れ
今回は、収納の大きさより先に、臭いの出にくい置き場所を確認してから工事へ進みました。住みながらの施工で、工期は1〜3日です。
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ご相談
玄関横の袋から臭いが出ることと、カラス被害が負担とのことでした。ストックヤードにまとめて隠したいが、道具と一緒でよいか分からない、という条件もこの時点で伺っています。
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現地調査
勝手口との距離、居室窓の位置、風の通り方、収集日に道路へ出す経路、地盤の水はけを確認しました。兼用の大型ストックヤードより、ゴミ専用収納のほうが成立しやすいと判断しています。
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プランとお見積り
屋根と扉のあるゴミ専用収納案で金額を提示しました。土間の勾配、通気、目隠しの向きまで含めています。
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着工準備
住みながらの工事になるため、基礎を打つ日は勝手口まわりを使いづらくなる旨を事前にお伝えしました。
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施工
掘削と転圧、土間コンクリート、収納本体、屋根と扉、目隠しの順で進めました。床は水が外へ抜ける勾配をつけています。
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確認・お引き渡し
扉の開閉、屋根の雨水、床の水はけ、道路側からの見え方を確認してお引き渡ししました。道具類はゴミと同じ箱には入れていません。
完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ
ゴミが専用収納に収まったことで、玄関まわりの臭いが残りにくくなりました。扉が閉まるのでカラスに荒らされる回数も減り、収集日以外は袋が外から見えません。道具は分けているので、園芸用品に臭いが移る心配も減っています。
「隠すなら大きいストックヤードが必要では」と心配される方もいます。今回も兼用にはせず、ゴミだけを分けて置くことで計画が成立しています。
外構のゴミ収納を検討中の方は、まず現地で風通しと窓との距離を確認するのが近道です。創進建設では、置き場所の可否と水はけを同じ調査で確認できます。臭い対策で迷っている段階から、お気軽にご相談ください。