見せる収納と隠す収納を使い分けるメリハリのある収納提案

お気に入りは見せて、日用品はすっきり隠す。見た目と使いやすさを両立する収納術で、インテリアと調和する美しい暮らしを叶えましょう。

施工内容
キッチンリフォーム
施工エリア
栃木県大田原市
施工場所
キッチン・台所・洗面所・リビング
工期
3日

見せる収納で暮らしに彩りを

見せる収納で暮らしに彩りを

見せる収納は、日常生活の中に「好きなものを飾る楽しさ」を取り入れることができるスタイルです。

おしゃれな食器やインテリア雑貨をあえて見せることで、空間がギャラリーのような雰囲気になり、日々の生活に豊かさを与えてくれます。

一方で、ただ物を置けばいいというわけではなく、色や配置、バランスを考えることでこそ、収納がインテリアの一部として機能するのです。

ディスプレイ感覚で魅せる棚の配置

見せる収納では、壁面やカウンター上のオープン棚が主役です。

棚板の高さや間隔を調整することで、お気に入りのアイテムをリズミカルに飾ることができます。

また、棚の奥行きを浅めに設定することで、圧迫感を抑えながらも見栄えの良い配置が実現します。

生活感を抑えつつ個性を出すテクニック

見せたいものと隠したいものを明確に分けることが、見せる収納の成功の鍵です。

例えば、調味料や日用品は中身を詰め替えてラベルを統一するだけで、生活感が薄れ、洗練された印象になります。

色や素材を統一することで、空間全体にまとまりが生まれ、個性的でありながら雑多にならない空間が完成します。

統一感のある収納アイテム選び

見せる収納を美しく保つためには、収納アイテムの「見た目」にもこだわりたいところです。

ウッドやアイアン、ガラスなど素材を揃えることで、自然と統一感が生まれます。

市販の収納ボックスやバスケットも、色やサイズを揃えるだけで洗練された雰囲気になり、実用性とデザイン性を両立させることができます。

生活感を抑える隠す収納の工夫

生活感を抑える隠す収納の工夫

部屋をすっきりと見せたい方にとって、隠す収納は非常に有効です。生活感のあるものや日常的な雑貨をうまく隠すことで、空間に統一感と落ち着きを持たせることができます。

リフォームによって収納場所を見直し、使いやすさと美しさを兼ね備えた隠す収納を実現しましょう。

扉付き収納で見た目スッキリ

収納スペースに扉を設けることで、日用品や雑貨を目に入らないように隠すことができます。開き戸、引き戸、スライド扉など、空間に合った形式を選ぶことで、収納力とデザイン性を両立可能です。

特にリビングやキッチンなど人目に触れる場所では、扉付きの収納が重宝されます。散らかりがちな空間も、扉を閉めれば一瞬で整って見えるのが大きな魅力です。

壁面収納でスペースを有効活用

壁一面に収納を設けることで、大容量かつ目立ちにくい隠す収納が実現します。壁と一体化したデザインなら圧迫感も少なく、すっきりとした印象に仕上がります。

収納の中に家電や本、書類などをまとめてしまえるため、生活感の出やすいものもまとめて隠せます。住まいの限られたスペースを有効に活かせる方法です。

パントリーや納戸の設置

キッチン横にパントリー、玄関横に納戸といった“見えない収納エリア”を設けることで、雑多なものを集中して管理できるようになります。扉を閉めればすべて隠れるため、急な来客にも慌てずに済みます。

家族のライフスタイルや収納物の種類に合わせて配置や大きさを工夫することで、日常的な使いやすさと整理整頓のしやすさが格段に向上します。

空間全体の印象を整える収納計画のポイント

空間全体の印象を整える収納計画のポイント

収納は単なる“しまう場所”ではなく、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。見せる・隠すのバランスや配置の仕方次第で、部屋全体のすっきり感や過ごしやすさが変わってきます。

限られたスペースを有効活用しながら、インテリアと調和する収納を取り入れるためのポイントを整理してご紹介します。

視線に入る範囲を整える

部屋に入って最初に目に入る場所こそ、収納の工夫が必要です。リビングや廊下の入口から見える部分は、扉付きの収納を使って生活感をカバーすると、全体がすっきりと整った印象になります。

一方で、奥まった場所や目立たない部分には見せる収納を配置するなど、メリハリをつけると空間の印象が引き締まります。

高さと奥行きを使い分ける

収納は「高さ」と「奥行き」の使い方で機能性が変わります。上部の収納は見せる収納や軽いもの用に、足元の収納は隠す収納や重たい物の置き場所にするのが基本です。

奥行きがありすぎると物が埋もれやすくなるため、用途ごとに適切なサイズ感を考慮することが重要です。

生活動作を妨げない配置

収納家具や造作棚の配置は、日々の動きと干渉しないようにすることが大切です。引き出しの開閉スペースや、通路幅、視線の抜けを意識することで、ストレスのない暮らしが実現します。

壁面を活かした薄型収納や、コーナーのデッドスペース活用なども効果的です。

収納リフォームにおすすめの商品3選

インテリア性と機能性を両立した収納リフォーム向けの商品を厳選しました。空間に馴染みながら、見せる収納・隠す収納をバランス良く取り入れられる製品ばかりです。

LIXIL「ヴィータス パネル」

LIXIL ヴィータスパネル
特徴
  • 空間に合わせて自由に構成できる収納パネルシステム
  • 見せる収納・隠す収納の両方を自在に設計可能
  • 扉や仕切りの素材も選べてデザイン性が高い
おすすめ理由

自分らしい収納空間をつくりたい方に最適なヴィータスパネル。オープン棚・引き出し・扉付きのユニットを組み合わせることで、空間の役割や見せ方に合わせた構成が可能です。住まいの雰囲気に合った仕上がりが実現します。

Panasonic「キュビオス」

Panasonic キュビオス
特徴
  • 壁面を活かしたフルオーダー収納
  • リビングや書斎に溶け込む美しいデザイン
  • テレビ・書籍・小物を一括収納できる設計
おすすめ理由

デザイン重視の収納を考えている方にはキュビオスがおすすめ。美しい仕上がりで、見せる部分と隠す部分を巧みに融合できる収納ユニットです。配線やコンセント類も美しく収まり、生活感を抑えた空間が実現します。

南海プライウッド「ランバーシリーズ」

南海プライウッド ランバーシリーズ
特徴
  • 造作風の仕上がりで、空間に自然に溶け込む
  • サイズオーダー可能な木目調パネル
  • 可動棚・扉付き収納との組み合わせも自在
おすすめ理由

空間と一体化する収納を目指すなら、ランバーシリーズがおすすめ。建具や壁との色味を合わせやすく、後付け感がないのが魅力です。ライフスタイルの変化にも対応しやすく、長く使える収納システムです。