子ども部屋として活用するための和室リフォーム

使いづらくなった和室を子ども部屋にしたい、とのご相談でした。創進建設が現地調査で畳厚と下地を確認し、畳の上にカーペットを敷く方法ではなく、フローリングと押入れ収納に整えた施工事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。

施工内容
和室リフォーム
施工エリア
栃木県栃木市
施工場所
和室・子供部屋・応接室
工期
5日

物置になった和室。子ども部屋として使えない

物置になった和室

栃木市の戸建てにお住まいの家族から、「使っていない和室を子ども部屋にしたい」とご相談をいただきました。小学校に上がる子どもがおり、学習机を置きたいのに、畳の上では脚が沈み、押入れは季節の箱で埋まっていたそうです。客間として残す予定も薄れ、物置化が進んでいました。

ご希望として挙がっていたのは、畳の上にカーペットを敷いて机を置く方法です。畳を残すなら費用も工期も小さく済むのでは、という考えでした。ただ、机とベッドの脚が畳を傷めやすく、キャスター付きの椅子も使いにくい現場でした。

ご質問の中心は、商品名より先に次の点です。

  • 畳の上にカーペットを敷けば、子ども部屋になるのか
  • フローリングにすると、廊下と段差が出ないか
  • 費用と工期の目安はどれくらいか

同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。

フローリングと、押入れのクローゼット化をご提案

和室をフローリングの子ども部屋にした提案

当社からの提案は、6畳の和室の畳を外し、廊下と同じ高さのフローリングに替える方法です。押入れは中段を外してハンガーパイプと棚にし、将来も個室として使えるよう、内装は派手な子ども向けにはしていません。

畳は座り心地は良いですが、学習机とベッドを置く使い方には向きにくいです。床がフラットだと家具の位置を変えやすく、掃除もしやすいです。押入れのままでは奥の物が取り出しにくく、衣類と教材が分散しやすいです。

費用と工期の目安は、畳の厚さ、根太の間隔、廊下との段差、押入れの中の状態を見てからお伝えしています。下地の補強が分かると、金額の幅は狭まります。

現地調査で、畳の上にカーペットを敷かなかった理由

畳厚と廊下の段差を確認した現地調査

判断の根拠は現地調査です。床材の色より先に、畳の厚さ、廊下との段差、根太、押入れの中段、湿気の跡を確認します。

床畳の上では机の脚が沈み、傷みやすい
段差畳厚の分、廊下と高さを合わせる必要がある
収納押入れの中段が、衣類と教材の仕分けに向かない

既存は6畳で、廊下より畳面が一段高い状態でした。カーペットを畳の上に敷くと、机は置けても脚が沈み、キャスターは動きません。湿気も畳側に残りやすいです。フローリングにするなら、畳を外したあとの下地を見て、廊下と面をそろえる必要があります。

押入れを子ども向けのカラフルな造作で埋めると、独立後に書斎へ転用しにくくなります。今回は中段を外してパイプと棚にし、扉はシンプルな建具にしています。完全な間仕切り壁で二部屋にする工事は、2日では収まらないため見送りです。

今回見送った進め方

見送り

畳の上にカーペットを敷いて机を置く

  • 脚が沈み、畳が傷みやすい
  • 椅子の移動と掃除がしにくい
見送り

子ども向けの内装で部屋を塗り替える

  • 成長後に、書斎や客間へ転用しにくい
  • 床の沈みと段差の問題は残る

子ども部屋として使いやすくする施工ポイント

今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。

  1. 1
    廊下と床の高さをそろえる

    畳を外したあと、下地を調整してフローリング面を廊下と同じにしています。段差が残ると、つまずきやすく、家具の出入りも面倒です。

  2. 2
    下地を確認してから張る

    和室は根太の間隔が洋室と違うことがあります。必要なら補強してから、傷みにくいフローリングを張っています。

  3. 3
    押入れをハンガーと棚に分ける

    中段を残すと、奥の箱が取り出しにくいです。上は棚、中はハンガー、下は箱が置ける空きにして、成長後の衣類にも使えるようにしています。

  4. 4
    内装はシンプルにする

    今は子ども部屋でも、独立後は書斎や客間に使えます。壁と床は落ち着いた色にし、派手な柄は入れていません。

  5. 5
    角と床は、けがしにくい納まりにする

    巾木と建具の角は出過ぎないようにし、床は滑りすぎない表面にしています。ラグを敷けば、遊び場としても使えます。

和室の子ども部屋化は、カーペットの有無だけで決めると、畳の沈みと廊下の段差が残りやすいです。畳厚と下地を現地で確認してから、工事範囲を決めます。

今回の費用と工期の目安

和室から子ども部屋へのリフォームは、床材代より畳の撤去、下地調整、押入れ内部の比重が大きくなります。金額は広さと下地の状態で変わります。最終金額は現地調査後に確定します。

今回のような計画 25〜45万円前後 6畳/フローリング+押入れ内部
工期 2日 住みながらの工事が基本
下地補強で変わる +5〜15万円 根太補強や段差調整が重い場合
畳撤去・下地調整・フローリング18〜30万円前後
押入れ内部(パイプ・棚)5〜10万円前後
カーペットを畳の上に敷く場合2〜5万円前後
根太補強・建具調整現場の状態による

費用を抑えるなら、床だけ先に替え、押入れは後から手を入れる方法もあります。今回は机と収納を同じ部屋で使いたい条件だったため、床と押入れを2日でまとめています。

今回の工事の流れ

今回は、床材の色から決めず、畳厚と下地、押入れの中を現地で確認してから工事へ進みました。住みながらの施工で、工期は2日です。

  1. ご相談

    和室が物置になり、学習机を置きたいとのことでした。カーペットで足りるか、畳を外す必要があるかもこの時点で伺っています。

  2. 現地調査

    畳の厚さ、廊下との段差、根太、押入れの中段、湿気の跡を確認しました。畳の上に敷く計画は見送る判断をしています。

  3. プランとお見積り

    6畳のフローリング、廊下との段差解消、押入れのパイプと棚で金額を提示しました。工期が2日であることと、部屋が使えなくなる範囲もあわせて説明しています。

  4. 着工準備

    住みながらの工事になるため、和室が2日間使えないことと、押入れの荷物を先に出すことを事前に共有しました。

  5. 施工

    1日目に畳の撤去、下地の確認と補強、高さ調整。2日目にフローリング張り、押入れ内部、建具まわりの確認、の順で進めました。

  6. お引き渡し

    廊下との段差、床の固定、押入れのパイプ強度を確認してお引き渡ししました。机とベッドの置き方、将来の使い方もご説明しています。

完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ

学習机が安定して置けるようになり、押入れに衣類と教材が分かれて収まったそうです。床の掃除がしやすくなり、和室の湿り気も気になりにくくなっています。

「まずはカーペットで様子を見たい」と感じる方もいます。今回は畳を残さず、床の高さと収納まで整えることで、数年後も机が置ける部屋にしています。

和室の子ども部屋化を検討中の方は、まず現地で畳厚と廊下の段差、押入れの中を確認するのが近道です。創進建設では、下地の可否と工期を同じ調査でご提案できます。栃木県内の戸建てでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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