兄弟で一部屋を使っていて、勉強と睡眠がぶつかりやすい、とのご相談でした。創進建設が現地調査で窓と構造を確認し、カーテンや耐力壁をいじる工事ではなく、戻せる間仕切りで分けた施工事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。
- 施工内容
- 間取り変更リフォーム
- 施工エリア
- 栃木県鹿沼市
- 施工場所
- 子供部屋・和室
- 工期
- 5日
一部屋では集中できない。兄弟の生活時間がずれてきた
鹿沼市の戸建てにお住まいの家族から、「子ども部屋を二つに分けたい」とご相談をいただきました。約12畳の洋室を兄弟で使っており、片方はまだ起きて勉強、片方は先に寝る、という時間が重なりやすいそうです。カーテンで分けても視線は通るし、音もそのまま残っていました。
ご希望として挙がっていたのは、天井から床まで石膏ボードの壁を新設し、エアコンも2台にする方法です。完全な個室なら問題は消えるのでは、という考えでした。ただ、窓は部屋の一端に1箇所で、壁で真っ二つにすると片側が暗くなり、配管と電気の工事も増えて今回の5日では収まりにくい現場でした。
ご質問の中心は、商品名より先に次の点です。
- カーテンで分けても、プライバシーは足りるのか
- 壁を作ると、片方の部屋が暗くならないか
- 費用と工期の目安はどれくらいか
同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。
引き戸の間仕切りと、光を通す欄間をご提案
当社からの提案は、構造の壁は触らず、部屋の中央に引き戸の間仕切りを入れる方法です。上部は欄間で光を通し、照明とコンセントは両側に分けています。エアコンは既存1台を残し、空気が通るように欄間を開けています。
完全な固定壁は音を止めやすい反面、窓が1つの部屋では片側が暗くなり、独立後に1室へ戻すときの解体も増えます。引き戸なら、必要な時期は閉めて個室にし、開け放てば元の広さに戻せます。各室エアコン2台は配管が伸び、5日の工期には入れていません。
費用と工期の目安は、部屋の幅、天井高、窓の位置、電気の取り出しを見てからお伝えしています。戻せる納まりが取れるかどうかが分かると、金額の幅は狭まります。
現地調査で、カーテンや固定壁の完全2室にしなかった理由
判断の根拠は現地調査です。建具の色より先に、窓の数と位置、梁、天井裏、コンセント、エアコンの効きを確認します。
既存は12畳で、掃き出しに近い窓が1面だけです。カーテンは視線を弱めますが、音と就寝のずれは残りやすいです。中央に固定壁を立てると、窓のない側は日中でも照明が必要になり、エアコン1台では温度が分かれます。
耐力壁をいじる工事は、診断と補強が増え、5日では終わりません。今回は床と天井を大きく壊さず、解体しやすい下地で引き戸を入れています。各室の収納は、既存のクローゼットを分け、足りない側に可動棚を足す範囲です。
今回見送った進め方
カーテンだけで部屋を分ける
- 視線と音が残り、就寝時間がぶつかりやすい
- 勉強の集中が、隣の動きに左右される
固定壁とエアコン2台で完全な2室にする
- 窓が1つの部屋では、片側が暗くなりやすい
- 配管と解体が増え、5日では収まりにくい
分けたあとも使いやすくする施工ポイント
今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。
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1
構造の壁は触らない
耐力壁は残し、部屋の中に間仕切りを立てています。将来1室へ戻すときの解体が小さく済みます。
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2
仕切りは引き戸にする
必要なときは閉めて個室、開け放てば元の広さです。開き戸だと、狭い側で扉が家具とぶつかりやすいです。
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3
上部は欄間で光を通す
外窓が1箇所でも、欄間から隣へ光が回ります。天井まで塞ぐ壁より、日中の暗さを抑えやすいです。
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4
照明とコンセントは両側に分ける
スイッチを各室に付け、机の位置にコンセントを足しています。用途が変わっても、配線の余裕を残しています。
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5
エアコン2台は今回入れない
5日の工事では、既存1台と欄間の通気にしています。後から各室へ足す場合の配管ルートは、調査時に確認済みです。
今回の費用と工期の目安
部屋を分けるリフォームは、建具代より下地、電気、仕上げの比重が大きくなります。金額は幅と天井高、電気工事の量で変わります。最終金額は現地調査後に確定します。
| 間仕切り下地・引き戸・欄間 | 25〜45万円前後 |
|---|---|
| 照明・コンセント増設 | 8〜15万円前後 |
| クロス・巾木などの仕上げ | 8〜15万円前後 |
| 各室エアコンを足す場合 | 別途(工期も延びる) |
費用を抑えるなら、カーテンから始める方法もあります。ただし今回のように就寝時間がずれる兄弟では、視線と音が残りやすいです。固定壁の完全2室は遮音は上がりますが、窓1つの部屋では明るさと戻しやすさが犠牲になりやすいです。
今回の工事の流れ
今回は、壁の厚みから決めず、窓の位置と梁、電気を現地で確認してから工事へ進みました。住みながらの施工で、工期は5日です。
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ご相談
兄弟で一部屋を使い、勉強と睡眠がぶつかりやすいとのことでした。カーテンで足りるか、壁が必要かもこの時点で伺っています。
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現地調査
部屋の寸法、窓の数、梁、天井裏、コンセント、エアコン、収納の位置を確認しました。固定壁と2台のエアコンは見送る判断をしています。
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プランとお見積り
引き戸の間仕切り、欄間、照明とコンセントの増設で金額を提示しました。工期が5日であることと、部屋の荷物を片側へ寄せる段取りもあわせて説明しています。
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着工準備
住みながらの工事になるため、該当の部屋が5日間使いづらくなることと、仮の寝る場所を事前に共有しました。
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施工
墨出し、下地、引き戸と欄間、電気、クロスと巾木の順で、5日かけて進めました。
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お引き渡し
引き戸の開閉、照明、コンセント、欄間からの光の回りを確認してお引き渡ししました。独立後に1室へ戻すときの手順もご説明しています。
完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ
閉めたときは机とベッドが分かれ、開けたときは一緒に使える広さが残ったそうです。就寝時間がずれても、視線が直接当たらなくなっています。
「まずはカーテンで様子を見たい」と感じる方もいます。今回は幕だけ残さず、戻せる引き戸にしたことで、今の独立性と、数年後の1室利用を両立する側に寄せています。
1部屋を2部屋に分けるリフォームを検討中の方は、まず現地で窓の数と、構造の壁かどうかを確認するのが近道です。創進建設では、間仕切りの種類と工期の可否を同じ調査でご提案できます。栃木県内の戸建てでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。