高齢家庭におすすめのオール電化リフォーム

火の消し忘れが心配で、冬の給湯もガスに頼りきり、とのご相談でした。創進建設が現地調査で分電盤と配管を確認し、太陽光まで一気に載せる工事ではなく、IHとエコキュートに絞った施工事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。

施工内容
オール電化リフォーム
施工エリア
栃木県壬生町
施工場所
リビング・キッチン・浴室
工期
7日

火の消し忘れが心配。ガスの調理と給湯をやめたい

オール電化が高齢家庭にもたらす安心と快適さ

壬生町の戸建てにお住まいの家族から、「親の火の扱いが心配で、オール電化にしたい」とご相談をいただきました。70代のご夫婦がガスコンロで調理し、給湯器もガスです。鍋をかけたまま席を外すことが増え、消し忘れが気になるとのことでした。冬はお湯が出るまで時間がかかり、リモコンの文字も小さいそうです。

ご希望として挙がっていたのは、コンロにセンサーを足す方法と、太陽光と蓄電池まで一度に載せる方法です。火を止めずに済む、あるいは電気を全部まかなえる、という考えでした。ただ、既存の分電盤は容量が足りず、IHとエコキュートを足すだけでも配線の見直しが必要な現場でした。太陽光は屋根と売電の手続きが別になり、今回の7日では収まりにくい工事です。

ご質問の中心は、商品名より先に次の点です。

  • センサー付きガスのままで、消し忘れは防げるのか
  • 分電盤はそのままで、IHとエコキュートは入るのか
  • 費用と工期の目安はどれくらいか

同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。

IHとエコキュート、分電盤の増設に絞ってご提案

オール電化リフォームで重視すべきポイント

当社からの提案は、調理をIHへ、給湯をエコキュートへ替え、分電盤と配線をそれに合わせる方法です。IHは大きな表示と切り忘れ防止がある機種にし、キッチンのガス管は閉栓しています。エコキュートは屋外のタンクとヒートポンプを既存給湯器の近くに置き、お風呂の自動湯はりはそのまま使える配線にしています。浴室の入れ替えは、今回の7日には入れていません。

ガスコンロのセンサーは消し忘れには効きますが、炎そのものは残ります。太陽光と蓄電池は停電時の安心は出ますが、屋根工事と電気申請が伸び、今回の「火と給湯を電気に揃える」目的からは外れやすい現場でした。

費用と工期の目安は、契約アンペア、分電盤、エコキュートの置き場、配管経路を見てからお伝えしています。容量が足りるかどうかが分かると、金額の幅は狭まります。

現地調査で、ガスのままや太陽光一式にしなかった理由

高齢者にやさしいオール電化の暮らし

判断の根拠は現地調査です。機種の色より先に、分電盤の空き、幹線、ガス管、給湯器の位置、タンクを置く基礎のスペースを確認します。

電気分電盤の空きが少なく、IHとエコキュートには増設が必要
置き場既設給湯器の横に、タンクとヒートポンプが置ける
操作大きな表示と、お風呂リモコンの文字の見やすさが必要

既存は単相の容量がIHの200Vに足りず、配線をそのまま使うと発熱の心配が残る現場でした。エコキュートは370Lクラスで、二人暮らしの湯量には余裕があります。停電時はタンク内のお湯を取り出せることを、お引き渡し時に手順で確認しています。

太陽光は屋根の向きと、今回の工期では申請が間に合いにくい状態でした。蓄電池も別工事として、必要になったときに足せる前提にしています。

今回見送った進め方

見送り

ガスコンロにセンサーを足してそのまま使う

  • 炎は残るため、衣類への着火の不安は消えにくい
  • 五徳まわりの掃除と、火加減の負担も残る
見送り

太陽光と蓄電池まで一度に載せる

  • 屋根工事と申請が増え、7日では収まりにくい
  • 今回の相談は、火と給湯を電気に揃えることが先

入れても扱いやすくする施工ポイント

今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。

  1. 1
    分電盤と幹線を先に足りるか見る

    IHとエコキュートは消費が大きいです。容量不足のまま付けると、安全側の工事が後から増えます。今回は増設を同じ7日に入れています。

  2. 2
    IHは大きな表示と切り忘れ防止を選ぶ

    多機能すぎると、操作が分かりにくくなります。タイマーと自動停止がある、文字の大きい機種にしています。

  3. 3
    エコキュートは既存給湯器の位置を活かす

    配管を長く伸ばすと、お湯が出るまでのロスが増えます。基礎と排水、運転音の向きを見てから据えています。

  4. 4
    お風呂リモコンは見やすい位置に付ける

    小さな文字のリモコンだと、温度を間違えやすいです。脱衣所の目線の高さに、大きめの表示を置いています。

  5. 5
    ガスの閉栓と、停電時の湯の出し方を渡す

    IHにしたあとも、ガス管を開けたままにしないことが大切です。タンクのお湯の取り出しは、お引き渡しで一緒に確認しています。

オール電化は、機器を足すほど必ず安心になる、とは限りません。分電盤の容量と、タンクの置き場を現地で確認してから、工事範囲を決めます。

今回の費用と工期の目安

オール電化は、本体代より電気工事と据え付けの比重が大きくなります。金額はアンペア、置き場、配管長さで変わります。最終金額は現地調査後に確定します。

今回のような計画 110〜180万円前後 IH・エコキュート・分電盤増設
工期 7日 住みながらの工事が基本
電気や置き場で変わる +15〜50万円 幹線のやり替え、基礎、キッチンまわりの補修が多い場合
IHクッキングヒーター・取付18〜30万円前後
エコキュート本体・据付・配管70〜110万円前後
分電盤・配線・ガス閉栓15〜30万円前後
太陽光・蓄電池別途(工期も延びる)

費用を抑えるなら、IHだけから始める方法もあります。ただし今回のように給湯もガスの場合は、火元がキッチンだけになっても、給湯器側の不安は残ります。太陽光は停電時の安心は出ますが、今回の7日と申請のタイミングには合いにくいです。

今回の工事の流れ

今回は、機種の色から決めず、分電盤と置き場、配管を現地で確認してから工事へ進みました。住みながらの施工で、工期は7日です。

  1. ご相談

    火の消し忘れと、ガス給湯の扱いが心配とのことでした。センサーで足りるか、太陽光まで要るかもこの時点で伺っています。

  2. 現地調査

    分電盤、幹線、ガス管、給湯器位置、タンクの基礎スペースを確認しました。ガスのままのセンサーと、太陽光一式は見送る判断をしています。

  3. プランとお見積り

    IH、エコキュート、分電盤増設で金額を提示しました。工期が7日であることと、お湯が止まる時間帯もあわせて説明しています。

  4. 着工準備

    住みながらの工事になるため、給湯が使えない半日と、IH切替当日の調理の段取りを事前に共有しました。

  5. 施工

    分電盤と配線、エコキュートの基礎と据付、IH取付、ガス閉栓、試運転の順で、7日かけて進めました。

  6. お引き渡し

    IHの切り忘れ防止、湯はり、リモコン、停電時の残湯の出し方を確認してお引き渡ししました。電気料金プランの見直し目安もご説明しています。

完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ

火が見えなくなり、鍋を外すと止まるので、席を外しても落ち着けるそうです。お湯はタンクに貯まるため、冬の出始めの待ちも短くなっています。

「まずはガスのセンサーで様子を見たい」と感じる方もいます。今回はIHとエコキュートに揃えたことで、調理と入浴の火元を同じ7日で電気に寄せています。

高齢家庭のオール電化を検討中の方は、まず現地で分電盤の容量と、タンクの置き場を確認するのが近道です。創進建設では、IH・給湯・電気工事の範囲を同じ調査でご提案できます。栃木県内の戸建てでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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