ガス給湯器の不調で交換を考えていたご家庭。同じガスへ替える前に、創進建設が現地調査で電気容量と設置場所を判断し、エコキュートとIHへ切り替えた事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。
- 施工内容
- オール電化リフォーム
- 施工エリア
- 栃木県小山市
- 施工場所
- キッチン・浴室・台所
- 工期
- 5日
ガス給湯器の調子が悪い。でも同じものに替えるべきか
家族4人で暮らす戸建て住宅から、「ガス給湯器の調子が悪く、そろそろ交換したい」とご相談をいただきました。お湯の温度が安定しない日があり、運転音も気になっていたそうです。使用開始から10年を超えており、冬前に動かなくなるのが一番心配、というお話でした。
最初に考えていたのは、同じガス給湯器への交換です。台所もガスコンロのまま使えるため、工事が小さく済みそうに見えたからです。
ご質問の中心は、機種名より先に次の点です。
- ガス給湯器を同じものに替えるのが、いちばん現実的なのか
- このタイミングでオール電化へ切り替えるなら、何を確認すればよいか
- 費用と工期の目安はどれくらいか
同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。
同じガス交換ではなく、オール電化への切り替えをご提案
当社からの提案は、屋外にエコキュートを設置し、キッチンはIHクッキングヒーターへ切り替える方法です。新しいガス給湯器へ替える計画ではありません。
ガス設備がまだ動いているうちに替える意味は、故障してから慌てないことだけではありません。いま新しいガス給湯器を入れると、数年後にオール電化へ進めたくなったとき、給湯機を二重に買い替えることになります。配管と電気工事を一度にまとめたほうが、総額も工期も整理しやすい現場でした。
費用と工期の目安は、屋外の置き場所と分電盤の容量を見てからお伝えしています。タンクが置けるか、契約アンペアを上げる必要があるかが分かると、金額の幅が狭まります。
現地調査で、同じガス給湯器へ替えなかった理由
判断の根拠は現地調査です。カタログの省エネ性能だけでなく、タンクの置き場所、搬入経路、分電盤、ガス配管の扱いを確認します。
既存のガス給湯器は壁掛けで場所を取りにくい一方、隣の通路側にコンクリート基礎を設けられる余地がありました。搬入も門まわりから通せるため、クレーン前提にはしていません。
分電盤は築年数相応の容量で、IHとエコキュートを足すには増設が必要でした。ここを見ずに機種だけ決めると、着工後に電気工事が増えます。ガスコンロは火を使わない調理へ変えたい意向もあったため、給湯だけ電化してコンロをガスのまま残す計画にはしていません。
今回見送った進め方
同じガス給湯器へ交換する
- 今は安く見えても、数年後に再工事になりやすい
- ガスと電気の基本料金がそのまま残る
完全に動かなくなるまで待つ
- 冬場の故障だと、機種も工事も急かされやすい
- 置き場所と電気容量を見る時間が足りなくなる
今回の切り替えで大切にした施工ポイント
今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。
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1
タンク容量は家族の使い方で決める
4人家族の入浴と洗い物を見て、お湯切れしにくい容量を選びました。小さすぎると昼の沸き増しが増え、大きすぎると設置と電気の負担が上がります。
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2
置き場所は通気と搬入から決める
貯湯タンクとヒートポンプを屋外の平坦な位置に据え、基礎を新設しています。吹き出し口まわりに物が置けないことも、完成後の使い方として共有しました。
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3
分電盤と契約容量を先に見る
IHとエコキュートを足せる配線とブレーカーへ更新しています。機器を決めてから電気が足りないと、工期も金額も後から膨らみます。
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4
給湯と調理を同じタイミングで切り替える
キッチンはIHへ交換し、火を使わない調理にしました。ガス契約を残したまま給湯だけ替えるより、光熱費の管理も単純になります。
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5
ガス設備の扱いを途中で曖昧にしない
メーター撤去と配管の処理範囲を、着工前に決めています。残す・外すがあいまいだと、完工後の見た目と契約手続きが残りやすいです。
今回の費用と工期の目安
オール電化への切り替えは、給湯器本体より設置・電気工事・キッチン側の比重が増えます。金額はタンク容量より「分電盤を触るか」「IHまで同時に替えるか」で変わります。最終金額は現地調査後に確定します。
| エコキュート本体+設置 | 40〜80万円前後(容量と搬入で変動) |
|---|---|
| IHクッキングヒーター交換 | 15〜35万円前後(キッチン側の改修範囲による) |
| 分電盤・配線・契約容量 | 5〜20万円前後 |
| ガス撤去・配管処理 | 住宅の状況による。見積り時に範囲を決める |
費用を抑えるなら、ガス給湯器を新しくしてから数年後に電化するより、交換時期を一度にまとめるほうが効きます。ただし、タンクが置けない敷地では無理に進めません。
今回の工事の流れ
今回は、機種を先に決めず、置き場所と電気容量を現地で確認してから工事へ進みました。
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ご相談
温度が安定しない、音が気になる、冬前に止まりそう、とのことでした。同じガスへ替える案と、この機会にオール電化へ進める案の両方を伺っています。
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現地調査
既存給湯器の状態、屋外の置き場所、搬入経路、分電盤、キッチンのガスコンロ、ガスメーターまわりを確認しました。同じガス交換より、電気へまとめる計画のほうが成立しやすいと判断しています。
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プランとお見積り
タンク容量、基礎、IH、分電盤、ガス撤去の範囲を整理して金額を提示しました。夜間電力の使い方も含めて説明しています。
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着工準備
住みながらの工事になるため、お湯が使いにくい時間帯と、キッチンが使えない時間を事前に共有しました。電力会社・ガス会社への手続きもこの段階で進めます。
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施工
基礎、エコキュート据付、配管、分電盤、IH交換、ガス設備の処理の順で進めました。
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通水確認・お引き渡し
給湯、追い焚き、IHの点火確認、ブレーカー動作を確認してお引き渡ししました。沸き上げの時間帯と、タンクまわりに物を置かないこともご説明しています。
完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ
お湯の温度が安定し、キッチンは火を使わない調理になりました。ガスと電気に分かれていた請求も一本化され、冬前に止まる不安がなくなったことが、ご家族にとっても大きかったそうです。
「とりあえず同じガスに替えておけばいいのでは」と迷う方もいます。今回は、動いているうちに置き場所と電気容量を見たことで、故障後の急ぎ工事を避けられています。
ガス給湯器の交換時期にオール電化を検討中の方は、まず現地でタンクの置き場所と分電盤を確認するのが近道です。創進建設では、給湯・IH・電気容量を同じ調査でご提案できます。栃木県内の戸建てでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。