室内の床が滑って不安。上三川町の戸建てで、創進建設が現地調査をもとに滑りにくい床材へ張り替えた事例から、費用・工期・工事の流れを解説します。
- 施工内容
- バリアフリーリフォーム
- 施工エリア
- 栃木県上三川町
- 施工場所
- リビング・キッチン・和室・子供部屋
- 工期
- 5日
リビングの床が滑る。母がつまずきそうになった
上三川町の戸建てにお住まいの、ご高齢のお母様と同居のご家庭から、床の張り替えについてご相談をいただきました。リビングと廊下のフローリングが光沢のある仕上げで、靴下のままだと足がすべる。実際に、方向転換のときにバランスを崩しそうになったことがあったそうです。
手すりは一部に付いていますが、床そのものは新築時のまま。見た目を大きく変えず、毎日歩く場所を安全にしたい——そうした希望でした。
伺った内容は、次のような点です。
- 滑りにくい床材に替えると、転倒リスクは減らせるのか
- フローリングの雰囲気は残せるのか
- 費用と工期はどれくらいか
家庭内の転倒は、床のすべりやすさがきっかけになることがあります。今回の上三川町での計画を例に、進め方と費用・工期を整理します。
滑りにくいフローリングへの張り替えをご提案
当社からの提案は、リビングと廊下を、表面がマットで滑りにくい仕様のフローリングへ張り替える方法です。木目の雰囲気は残しつつ、靴下でも歩きやすい仕上げを選んでいます。
洗面所まわりなど濡れやすい場所は、必要に応じてクッションフロアも候補にしましたが、今回はお母様が長く過ごす居室・廊下を優先しました。厚みの差で新たな段差が出ないよう、隣接する部屋との取り合いもあわせて計画しています。
金額は、面積、既存床の状態、家具の移動量で変わります。今回は約30㎡、工期は3日の見込みで見積もりました。
現地調査で、マットやラグだけの対策にしなかった理由
判断は現地調査です。床の光沢とすべり、段差、家具の脚の状態、お母様の動線(リビング・廊下・トイレまわり)を見ます。
廊下にラグを敷く案もありましたが、端がめくれやすく、夜間の歩行ではつまずきのリスクが残ります。すべりの原因が床面全体にある今回は、部分的な敷物より張り替えのほうが根本に近いと判断しています。
全面をクッションフロアにする案も検討しましたが、ご家族は木目の見た目を残したい希望がありました。居室は滑りにくいフローリング、水まわりは別途、という分け方がこの家には合いやすい現場でした。
今回見送った進め方
廊下にラグだけを敷く
- 端のめくれが、つまずきの原因になりやすい
- 床全体のすべりは解消しない
家中を一度にクッションフロアにする
- 木目の雰囲気を残したい希望と合わない
- 優先すべき動線以外まで広がり、費用が増えやすい
安心して歩ける床にするための施工ポイント
今回、特に気をつけたのは次の点です。
-
1
毎日歩く場所から優先する
お母様の動線であるリビングと廊下を先に張り替え、体感の変化が出やすい範囲に絞りました。
-
2
滑りにくさで床材を選ぶ
光沢の強い仕上げではなく、マットで抵抗のある表面のフローリングを採用しています。
-
3
隣接する床との段差を出さない
厚みの差でつまずきが生まれないよう、取り合い部分の高さを調整しました。
-
4
巾木や端部の納まりをきれいにする
隙間やつまずきやすい端部が出ないよう、仕上げまで確認しています。
-
5
家具移動と生活動線を工事前に決める
張り替え中も生活できるよう、退避場所と作業順を3日の工程に合わせています。
今回の費用と工期の目安
滑りにくい床材への張り替えは、面積、既存床の状態、家具の移動量で金額が変わります。今回のように居室と廊下を優先する場合、工期は3日前後で収まりやすいです。最終金額は、現地で下地の状態を見て確定します。
| 床材本体 | 面積と仕様による |
|---|---|
| 既存床の撤去・下地 | 5〜15万円前後 |
| 張り替え施工 | 面積による |
| 巾木・端部処理 | 現場の納まりによる |
費用を抑えたいなら、家中を一度に替えず、転倒が心配な動線から進めるほうが現実的です。ラグだけで様子を見るより、床面そのものを見直したほうが、毎日の安心につながりやすい現場もあります。
今回の工事の流れ
今回は、商品名を先に決めず、お母様の動線と床のすべりを現地で確認してから、3日の工程で進めています。
-
ご相談
床が滑る、転びそうになった、木目の雰囲気は残したいとのお話でした。どこまで張り替える必要があるかも伺っています。
-
現地調査
上三川町のご自宅で、床の仕上げ、段差、動線、下地の状態を確認しました。リビングと廊下の滑りにくいフローリングが向いていると判断しています。
-
プランとお見積り
約30㎡、床材仕様、巾木、工期3日で金額を提示しました。家具の移動範囲もこの段階で決めています。
-
着工準備
工事中の生活スペースと、荷物の退避場所を事前に共有しました。
-
施工
既存床の撤去、下地調整、新しい床材の施工、巾木・端部処理の順で、3日で進めました。
-
お引き渡し
すべり、段差、端部の納まり、歩行感を確認してお引き渡ししました。
完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ
靴下のままでも歩きやすくなり、お母様がリビングを移動するときの不安が減ったそうです。ラグの端を気にしなくてよくなったことも、毎日の安心につながったとのことでした。
「手すりを付ければ床はそのままでいい」と感じる方もいます。すべりの原因が床面にある場合は、床材の見直しが先に効くことがあります。
上三川町で滑りにくい床材を検討中の方は、まず現地で動線と床の状態を確認するのが近道です。創進建設では、張り替え範囲と工期を同じ調査でご提案できます。お気軽にご相談ください。