古いキッチンを海外風にしたいが、狭い。栃木市の戸建てで、創進建設が現地調査をもとにペニンシュラ型と素材で海外風に整えた事例から、費用・工期・工事の流れを解説します。
海外風のキッチンにしたい。でも今の間取りは狭い
栃木市の戸建てにお住まいのご夫婦から、キッチンのリフォームについてご相談をいただきました。雑誌で見るような海外風のキッチンに憧れている一方、今のキッチンは壁付けのI型で、ダイニングとの境目もはっきりしていました。
困っていたのは、デザインだけでなく間取りです。アイランドキッチンにしたい気持ちはあるものの、通路が狭く、無理に真ん中に置くと動きにくそうだ、という話でした。
伺った内容は、次のような点です。
- 狭いキッチンでも、海外風の雰囲気は出せるのか
- アイランド型にしなくても、開放感は作れるのか
- 費用と工期はどれくらいか
県内でも、海外風のキッチンを検討される方は少なくありません。今回の栃木市での計画を例に、進め方と費用・工期を整理します。
ペニンシュラ型と素材で、海外風の雰囲気を出すご提案
当社からの提案は、壁付けのまま全面アイランドにするのではなく、ダイニング側へ少し張り出すペニンシュラ型にすることです。扉は落ち着いた木目、カウンターは石目調、壁面にはタイルを足して、海外風の素材感を出しています。
海外風キッチンは、必ずしも真ん中に独立したアイランドが必要ではありません。リビング側から見通しが開き、配膳や会話がしやすい形に整えるほうが、このお宅では現実的でした。
金額は、キッチン本体に加えて、壁タイルや照明、配管を動かすかどうかで変わります。今回は位置を大きく変えず、見た目と動線を整える計画にしました。
現地調査で、全面アイランドにしなかった理由
判断は現地調査です。通路幅、冷蔵庫の位置、給排水、ダイニングとのつながり方を見ます。
このお宅のキッチン前は、通路としても使われており、独立型のアイランドを置くと冷蔵庫や入口への動きが窮屈になります。全面改装で配管を動かせば可能な場合もありますが、費用と工期が大きく跳ね上がりました。
一方、ペニンシュラ型ならダイニング側へカウンターを少し出すだけで、壁付けより開放感が出ます。素材を木目と石目、壁タイルでそろえることで、海外風の雰囲気は十分に出せると判断しています。
今回見送った進め方
全面アイランドキッチンにする
- 通路が狭く、日常の動きが窮屈になる
- 配管移設で費用と工期が増える
見た目だけ白くそろえる
- 素材の質感が単調になり、海外風の深みが出にくい
- 収納と動線の不満は残る
狭いキッチンでも海外風にする施工ポイント
今回、特に気をつけたのは次の点です。
-
1
レイアウトはペニンシュラ型で開放感を出す
ダイニング側へカウンターを張り出し、壁付けより会話しやすい形にしました。通路幅は確保したままです。
-
2
木目・石目・タイルで素材感をそろえる
扉は落ち着いた木目、カウンターは石目調、壁面にタイルを足しました。色数を抑え、質感で海外風の雰囲気を出しています。
-
3
見せる収納と隠す収納を分ける
食器や調味料の一部はガラス扉で見せ、生活用品は引き出しへ。全部オープンにせず、ごちゃつきを抑えました。
-
4
照明は作業と雰囲気を分ける
シンクとコンロは明るく、ペニンシュラ上にはペンダントライトを足しました。夜も海外風の雰囲気が残る計画です。
-
5
水栓や取っ手まで色をそろえる
細部まで同系色にすることで、キッチン全体が一枚絵のように見えるようにしています。
今回の費用と工期の目安
海外風にするには、キッチン本体に加えて、タイルや照明の比重が乗ることがあります。最終金額は、内装の範囲と配管の状態を見て確定します。
| キッチン本体 | 100〜180万円前後 |
|---|---|
| 壁タイル・カウンター | 15〜40万円前後 |
| 照明・電気工事 | 5〜15万円前後 |
| 解体・配管・内装 | 現場の状態による |
費用を抑えたいなら、全面アイランドより、ペニンシュラ型と素材の選び方で海外風を出すほうが効きます。
今回の工事の流れ
今回は、カタログの機種名を先に決めず、通路幅と素材の方向性を現地で確認してから進めています。
-
ご相談
海外風のキッチンにしたいが、今のI型は狭いとのお話でした。アイランド型が無理なら、どこまで雰囲気を出せるかも伺っています。
-
現地調査
栃木市のご自宅で、通路幅、冷蔵庫位置、給排水、ダイニングとのつながりを確認しました。全面アイランドより、ペニンシュラ型のほうが成立しやすいと判断しています。
-
プランとお見積り
ペニンシュラ型、木目扉、石目カウンター、壁タイル、照明まで含めて金額を出しました。工事中の食事の準備についても事前に相談しています。
-
着工準備
キッチンが使えない日数、仮の調理スペース、冷蔵庫の仮置きを決めてから着工しました。
-
施工
既存キッチンの解体、配管と電気、新しいキッチンの据付、壁タイル、照明の順で進めました。
-
お引き渡し
通水、コンロ、収納、照明を確認してお引き渡ししました。見せる収納の使い方も現場で一緒に決めています。
完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ
ダイニング側から見ると、以前よりキッチンが開いて見えるようになったそうです。料理をしながら会話しやすくなり、素材の雰囲気もイメージに近いとのことでした。
「海外風=アイランドキッチン」と決めつけると、狭い現場では断念しがちです。今回は、張り出し型と素材、照明で雰囲気を出しています。
栃木市で海外風キッチンを検討中の方は、まず現地で通路幅と配管を確認するのが近道です。創進建設では、アイランド型が必要かどうかも含めてご提案できます。お気軽にご相談ください。