狭い洗面所に収納棚を追加

狭い洗面所に洗剤とタオルが床置きされ、通るたびに当たる、とのご相談でした。創進建設が現地調査で下地と洗濯機まわりを確認し、床置きの家具や配管移動ではなく、壁と洗濯機上の棚にした施工事例をもとに、費用・工期・工事の流れを解説します。

施工内容
収納リフォーム
施工エリア
栃木県壬生町
施工場所
洗面所・洗い場・脱衣所
工期
1日

床に洗剤が並び、通るたびに肩が当たる

狭い洗面所が散らかる原因を分解する

壬生町の戸建てにお住まいの家族から、「洗面所が狭くて物が置けない」とご相談をいただきました。洗面台の上に小物、床に洗剤と詰め替え、洗濯機の横にカゴが置いてあり、朝は体を斜めにして通るそうです。拭き掃除も、ボトルをどかさないとできない状態でした。

ご希望として挙がっていたのは、床置きの収納棚を追加する方法です。工事が小さければ1日で済むのでは、という考えでした。ただ、通路の幅はもともと狭く、奥行きのある家具を置くと洗濯機の扉と洗面台の引き出しが開けにくくなる現場でした。

ご質問の中心は、商品名より先に次の点です。

  • 床置きの棚で、通る幅は残るのか
  • 洗濯機の上に棚を付けても、洗濯はできるのか
  • 費用と工期の目安はどれくらいか

同じお悩みで検索される方も多いため、今回の計画を例に、判断の進め方と費用・工期を整理します。

床は空けて、洗濯機上と壁面の可動棚をご提案

省スペースでも邪魔にならない棚の作り方

当社からの提案は、床に家具を置かず、洗濯機の上と横の壁に可動棚を付ける方法です。毎日使う洗剤とタオルは手が届く段、ストックは上段に分けています。奥行きはボトルが乗る浅さに抑え、洗面台の引き出しと洗濯機の扉が全開になる余白を残しています。洗面台の配管移動は、今回の1日には入れていません。

床置き棚は収納量は出ますが、通る場所がさらに狭くなり、掃除のたびにどかすことになります。洗面台を大きく替える工事は給排水が動き、1日では終わりません。今回の散らかりは「置き場がない」ことが原因で、水栓の位置を変える必要はありませんでした。

費用と工期の目安は、下地の位置、コンセント、ホース、扉の開閉を見てからお伝えしています。干渉しない奥行きが分かると、金額の幅は狭まります。

現地調査で、床置き棚や洗面台の移設にしなかった理由

工事の進め方と失敗しないチェック

判断の根拠は現地調査です。棚板の色より先に、壁の下地、コンセント、給排水、洗濯機のホース、防水パン、扉の開きを確認します。

下地洗濯機上の壁に、補強を入れれば棚柱が固定できる
洗濯機上開きではなく前開き。上に余白を残せる
干渉洗面台の引き出しと、洗濯パンの点検口を塞がない位置がある

石膏ボードだけに棚を付けると、洗剤の重さで抜けます。今回は補強材を入れてから棚柱を固定しています。洗濯機上は、脱水の揺れで物が落ちないよう、棚の下端を本体から離し、落下しにくい箱に洗剤を入れる前提です。

コンセントは棚で隠れない位置に残しています。換気扇の吸い込みも、棚板で塞がない段割りにしています。窓の開閉も確認し、湿気が籠もりにくい納まりです。

今回見送った進め方

見送り

床置きの収納棚を追加する

  • 通路がさらに狭くなり、掃除のたびにどかす
  • 洗濯機の扉と洗面台の引き出しに当たりやすい
見送り

洗面台を大きくして配管を移す

  • 給排水の工事が増え、1日では収まりにくい
  • 今回の散らかりは、床置きと定位置の不足が原因

付けたあとも使いやすくする施工ポイント

今回の工事で特に大切にしたのは、次の5点です。

  1. 1
    下地を入れてから棚を付ける

    ボードだけへの固定は、荷重で緩みます。補強を入れてから棚柱を止め、毎日の出し入れでも外れにくい納まりにしています。

  2. 2
    奥行きは、通るときに肩が当たらない浅さにする

    深い棚は物は入りますが、通るたびに体が当たり、使わなくなります。ボトル幅に合わせた浅さにしています。

  3. 3
    毎日使う物は、無理なく届く高さに置く

    高い段に常用品を置くと、洗面台の上に仮置きが増えます。手が届く段に洗剤とタオル、ストックは上段です。

  4. 4
    洗濯機の点検と振動を避ける

    ホースと防水パンの点検口は棚で塞いでいません。脱水の揺れでボトルが落ちないよう、下端の高さと箱の選定を合わせています。

  5. 5
    棚板は可動にして、耐水の表面にする

    洗剤のサイズは変わります。段を後から動かせる構成にし、液だれが拭ける素材にしています。

棚を増やすほど必ず片付く、とは限りません。下地と、扉が開く余白を現地で確認してから、工事範囲を決めます。

今回の費用と工期の目安

洗面所の棚は、材料代より下地補強と、干渉しない寸法取りの比重が大きくなります。金額は幅と段数で変わります。最終金額は現地調査後に確定します。

今回のような計画 8〜18万円前後 洗濯機上+壁面/可動棚・下地補強
工期 1日 住みながらの工事が基本
下地や幅で変わる +3〜10万円 補強が広い、扉付き、コンセント移設が必要な場合
可動棚・棚板(耐水)4〜8万円前後
下地補強・取付3〜6万円前後
クロス補修、小物の箱1〜4万円前後
洗面台の移設、給排水のやり替え別途(工期も延びる)

費用を抑えるなら、市販のラックを置く方法もあります。ただし今回のように通路が狭いと、床置きは掃除と開閉の負担が残りやすいです。洗面台の大型化は収納は増えますが、配管工事が1日を超えます。

今回の工事の流れ

今回は、棚板の色から決めず、下地と洗濯機、扉の開きを現地で確認してから工事へ進みました。工期は1日です。

  1. ご相談

    床に洗剤が並び、通るたびに当たるとのことでした。床置きで足りるか、壁の棚が必要かもこの時点で伺っています。

  2. 現地調査

    下地、コンセント、ホース、防水パン、洗面台の引き出し、換気を確認しました。床置き棚と洗面台の移設は見送る判断をしています。

  3. プランとお見積り

    洗濯機上と壁面の可動棚、下地補強で金額を提示しました。工期が1日であることと、洗濯機を動かさない段取りもあわせて説明しています。

  4. 着工準備

    棚を付ける壁の荷物を下ろし、洗剤とタオルの仮置き場所を事前に共有しました。

  5. 施工

    下地補強、棚柱、可動棚、水平確認、クロスの手当てを1日で進めました。

  6. お引き渡し

    固定の強さ、扉との干渉、コンセントの使いやすさを確認してお引き渡ししました。段ごとの置き方の目安もご説明しています。

完成後の暮らしと、同じお悩みの方へ

床が見えるようになり、通るときにボトルへ当たらなくなったそうです。洗剤は洗濯のそば、タオルは手の届く段に戻りやすくなっています。

「まずは床に棚を置きたい」と感じる方もいます。今回は床を空けて壁に付けたことで、掃除と開閉の両方を1日で楽にしています。

狭い洗面所の収納棚を検討中の方は、まず現地で下地と、洗濯機・洗面台の開閉を確認するのが近道です。創進建設では、奥行きと下地補強の可否を同じ調査でご提案できます。栃木県内の戸建てでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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